ぎっくり腰の痛みはいつまで続く?治る予兆や改善法について!

症状

ぎっくり腰を発症すると、ただの腰痛とは比べ物にならない痛みが出ます。

そんな場合「いつまで痛みが続くのか」不安になりますよね。

こちらの記事では、ぎっくり腰の痛みが続く期間について解説しています。

治る予兆や改善法も紹介しているので参考にしてみてください。

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ぎっくり腰の痛みはいつまで続く?

ぎっくり腰にともなう痛みは、時間とともに変化していきます。

痛みの変化について大まかにご紹介します。

激しい痛みが2日ほど続く

ぎっくり腰を発症した場合、痛みのピークが2日ほど続きます。

ぎっくり腰を発症すると、48時間ほど強い炎症状態が続くからです。

この間は動けないほど痛いこともあります。

動作時の痛みが1週間ほど続く

ぎっくり腰の発症から3日ほどたつと、徐々に動けるようになります。

ただ動作時の痛みや、腰の違和感が1週間ほど続きます。

この時期になると安静にしているより、適度に動く方が症状の改善を早めます。

2週間ほどすると痛みはだいぶ治まる

ぎっくり腰の発症から2週間ほどすると、痛みはだいぶ治まってきます。

動作時の違和感が残ることもありますが、日常生活は普通に過ごせるようになるでしょう。

2週間たっても痛みが引かない場合、腰部疾患を併発している可能性もあります。

ぎっくり腰が治る予兆はある?

ぎっくり腰になると、激しい痛みのため精神的にも参ってしまいます

そんなときに、ぎっくり腰が治る予兆を知っておくと前向きな気分になれます。

痛みの場所が変わる

ぎっくり腰が治る予兆の1つが、痛みが出る場所の変化です。

発症初期には、腰の骨と骨盤の間あたりに痛みが出る傾向にあります。

ぎっくり腰が回復に向かうと、発症初期よりも上の方に痛みが出てきます

ぎっくり腰の痛みをかばった結果、違う場所に筋肉痛のような痛みが生じるのです。

前屈がしやすくなってくる

前屈がしやすくなってくるのも、ぎっくり腰が治る予兆の1つです。

発症初期には靴下を履くのもつらいものですが、回復期になると前屈が楽になってきます

朝の動き出しがスムーズになる

ぎっくり腰が治る予兆として、朝の動き出しがスムーズなる点もあげられます。

発症初期には布団から起き上がる動作もつらいものです。

回復期になると、徐々に起き上がるまでの時間が短くなってきます。

ぎっくり腰の痛みを緩和する方法

ぎっくり腰を発症すると、経験したことのない腰の痛みに襲われます。

そんなとき、次のような方法でつらい痛みを緩和することが可能です。

炎症が続いている間は冷やす

ぎっくり腰の発症から2日ほど、患部に強い炎症が起こります。

この時期はアイシングで患部を冷やすと、痛みを緩和することが可能です。

アイスパックなどで1時間にき10分ほど冷やすのがおすすめです。

市販薬やシップを利用する

ぎっくり腰の痛みが強い場合、市販薬やシップを利用する方法もあります。

炎症期は冷感作用のある湿布を利用するのがおすすめです。

市販薬を購入するときは薬剤師さんに相談しましょう。

炎症が落ち着いたら温める

ぎっくり腰にともなう炎症が落ち着いたら、温める方向に切り替えましょう。

痛いからといつまでも冷やしていると、血行不良によって回復が妨げられます

お風呂に浸かって気持ちよく感じるなら、どんどん温めましょう。

ひざ倒し体操をおこなう

ぎっくり腰の症状を早く改善するなら、ひざ倒し体操がおすすめです。

ひざ倒し体操は、骨盤の中央にある仙腸関節の動きをよくするのが目的です。

発症後すぐに取り組むと、つらい動作時の痛みの緩和につながります。

  1. 布団やベッドの上で仰向けになり両ひざを立てる
  2. 両ひざをそろえたまた左右に倒し痛みが出ない(違和感が少ない)方を探す
  3. 痛みが出ない方に30秒間両ひざを無理のない範囲で倒す
  4. 反対側に倒して痛みや違和感の変化を確認する
  5. 変化が感じられなければ③を繰り返す

ひざ倒し体操を繰り返すと、徐々に両方同じようにひざを倒せるようになってきます。

ただし無理は禁物。何をしても痛いときはひとまず安静を心がけましょう。

ぎっくり腰や腰の痛みを予防する方法

ぎっくり腰を発症した4人に1人が、1年以内に再発するというデータがあります。

そのため、普段からぎっくり腰の予防に取り組むことが重要です。

二度とつらい思いをしないよう、ぎっくり腰の予防法を知っておきましょう。

お風呂で身体を温める

ぎっくり腰を予防する簡単な方法が、お風呂で身体を温めることです。

温めると筋肉を柔軟に保てるだけでなく、身体の回復力を高められます

忙しい方も休日くらいは湯船に浸かってリラックスしましょう。

ストレッチに取り組む

ぎっくり腰を予防する方法としては、ストレッチも挙げられます。

とくに股関節まわりを柔軟に保つと、ぎっくり腰や腰痛のリスクを下げられます。

股関節の硬さが腰痛につながることは、医学的には常識とされています。

ストレスを発散する

ストレスを発散することもぎっくり腰の予防につながります。

ストレス状態が続くと、悲観脳となり腰痛を感じやすくなるからです。

普段から適切に心身のストレス解消に取り組みましょう。

正しい対処でぎっくり腰の痛みを早く緩和しよう!

ぎっくり腰の痛みは一般的に、2週間もすれば治まってくるものです。

早く緩和したい方は、今回ご紹介した方法を試してみて下さい。

痛みが早く落ち着けば、仕事や家事に復帰できる時期も早まりますよ。

2週間しても痛みが引かない場合は、速やかに病院で見てもらいましょう。

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