ぎっくり腰の痛みが長引くのはなぜ?要注意の症状と正しい対処法

原因

ぎっくり腰の症状は通常、1~2週間もすれば落ち着いてくるものです。

あまりにも長く痛みが続く場合、病気ではないか心配になりますよね。

こちらの記事では、ぎっくり腰の痛みが長引く理由を紹介しています。

要注意の症状と正しい対処法を理解し、ぎっくり腰を根本から改善しましょう!

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ぎっくり腰の痛みが長引くときに考えられること

ぎっくり腰の痛みが長引く場合、次のようなことが考えられます。

  • 初期段階で正しい対処ができていない
  • 腰部疾患を発症している
  • 慢性腰痛に移行している
  • ストレス状態が続いている

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

初期段階で正しい対処ができていない

ぎっくり腰の痛みが長引く理由の1つが、初期段階で正しい対処ができていないことです。

ぎっくり腰のような急性疾患の場合、応急処置を正しくすることが重要です。

その上で医療機関を受診し、適切な処置や治療を受ける必要があります。

腰部疾患を発症している

ぎっくり腰の痛みが長引くのは、腰部疾患を発症しているからかもしれません。

ぎっくり腰自体は急性の腰痛であり、必ずしも病気をともなうわけではありません。

ただ症状があまりにも長く続く場合、何らかの腰部疾患が隠れている可能性も疑われます。

慢性腰痛に移行している

ぎっくり腰の痛みが長引くのは、慢性腰痛に移行しているからかもしれません。

発症した当初と比べ、痛みが出る場所に変化はありませんか

痛みの場所が移動している場合、慢性腰痛への移行が疑われます。

ストレス状態が続いている

ストレス状態が続いていると、ぎっくり腰の痛みが長引きやすくなります。

ストレスが溜まると脳がネガティブな状態になり、痛みを感じやすくなります。

実際に腰痛の何パーセントかは、心因性の症状とされています。

ぎっくり腰の痛みが長く続く場合の対処法

ぎっくり腰の痛みが長引く場合、次のような対処法があります。

  • 医療機関を受診する
  • 整骨院で見てもらう
  • 整体の施術を受ける

それぞれの特徴をご紹介します。

医療機関を受診する

ぎっくり腰の痛みが長引く場合、まずは医療機関を受診しましょう。

改めて検査をすると、以前は見つからなかった異常が発見されるケースもあります。

整骨院や整体院は、病院で見てもらった後にしましょう。

整骨院で見てもらう

ぎっくり腰の痛みが長引く場合、整骨院で見てもらう方法もあります。

整骨院では病院では見てくれない、筋肉の異常を確認してくれます。

ただし、慢性症状になっている場合は保険が適用されないので要注意です。

整体の施術を受ける

ぎっくり腰の痛みが長引く場合、整体の施術を受ける方法もあるでしょう。

整体院では全身のバランスに注目し、腰痛の原因を取り除いてくれます。

ただし、施術者によって知識や技術に大きな差があります

そのため、地域で評判の高い整体院を選ぶようにしましょう。

こんなぎっくり腰の痛みは要注意!

ぎっくり腰にともない、次のような症状が出ているときは要注意です。

  • 両足のしびれをともなう
  • 太ももやふくらはぎに痛みが出る
  • 生理中にひどい症状が見られる

それぞれの危険性について詳しくご紹介します。

両足のしびれをともなう

ぎっくり腰にともない両足のしびれがある場合は要注意です。

もしかしたら重症例の椎間板ヘルニアを発症しているのかもしれません。

最悪の場合は手術が必要となることもあります。

そのため、なるべく早めに医療機関で検査してもらいましょう。

太ももやふくらはぎに痛みが出る

ぎっくり腰で太ももやふくらはぎにも痛みが出るケースも要注意です。

ヘルニアや椎間関節症といった腰部疾患の可能性も疑われます。

腰以外に痛みが出る場合も、必ず医療機関で検査してもらいましょう。

生理中にひどい症状が見られる

ぎっくり腰で生理中の症状がひどい場合、婦人科で見てもらいましょう。

子宮筋腫や子宮内膜症といった、婦人科系の疾患を発症しているのかもしれません。

普段から生理痛が強い方は余計に注意が必要です。

自己判断で単なる生理痛と決めつけないようにしましょう。

ぎっくり腰を長引かせないための方法

ぎっくり腰を長引かせないためには、次のような点を理解しておきましょう。

  • 応急処置を怠らない
  • 安静にしすぎない
  • 慢性化させない

それぞれの対処法について解説します。

応急処置を怠らない

ぎっくり腰を長引かせないためには、発症後の応急処置が重要です。

正しく対処すれば、痛みを緩和し、症状の回復を早めることが期待できます。

ぎっくり腰への応急処置については、以下の記事で詳しくご紹介しています。

安静にしすぎない

ぎっくり腰を長引かせないためには、安静にしすぎないことも重要です。

安静がぎっくり腰の回復を早めないのは、医学的にも証明されています。

発症から3~4日たったら、無理のない範囲で身体を動かし始めましょう。

慢性化させない

ぎっくり腰を長引かせないためには、腰痛の慢性化を避けることも重要です。

ぎっくり腰の痛みは、時間の経過とともに場所が変わる傾向にあります。

その痛みがぎっくり腰のせいだと思ってかばい続けると、腰痛が慢性化する傾向にあります。

病院で痛みの原因が分からないときは、整骨院や整体院で相談するのがおすすめです。

正しい対処でぎっくり腰の痛みを早く緩和しましょう

ぎっくり腰になると激しい痛みのあまり、パニックになることがあります。

そんなときこそ冷静に対処し、ぎっくり腰を長引かせないことが重要です。

今回ご紹介した方法を参考に、ぎっくり腰の症状を早く改善してくださいね。

症状が落ち着いたら、予防に取り組むことも重要です。

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