夏が終わり、朝晩涼しくなる秋を迎えると増えるのがぎっくり腰。
過ごしやすい季節なのに、なぜ秋になるとぎっくり腰が増えるのでしょうか。
こちらの記事では、秋にぎっくり腰が起こりやすい理由についてご紹介しています。
季節の変わり目にぎっくり腰が出やすい方は要チェックです!
秋にぎっくり腰が起こりやすい5つの理由
秋にぎっくり腰が出やすいのにはちゃんとした理由があります。
主な理由としては以下の5点があげられます。
- 気温の変化が大きい
- 夏の疲れが出てくる
- 下半身が冷えやすい
- 身体の動かしすぎ
- 季節の変わり目は自律神経のバランスが乱れやすい
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
気温の変化が大きい
秋にぎっくり腰が出やすい理由の1つが、日中と朝晩の気温変化が大きいことです。
9月や10月にはまだ日中の気温が25度を超えることも珍しくありません。
一方、朝晩は10度前後にまで気温が下がる日もあります。
急に身体が冷えると、筋肉が硬くなり、ちょっとした動作でぎっくり腰を起こしやすくなります。
夏の疲れが出てくる
秋にぎっくり腰が出やすい理由として、夏の疲れが出てくることもあげられます。
夏の間は気温が高いため、筋肉も温まりやすく、意外と不調が出にくいものです。
ところが秋になって気温が下がると、身体がブレーキをかけ始めます。
そのときにあらわれるが「秋バテ」です。
秋の夜は過ごしやすいからと夜更かしを繰り返すと、身体の回復が追い付かなくなります。
その結果、秋にぎっくり腰が出やすくなるのです。
下半身が冷えやすい
下半身が冷えやすいことも、秋にぎっくり腰が出やすい理由の1つです。
秋はまだ日中が暑い日も多く、クセのようにしてエアコンを入れがちです。
それによって下半身が冷え、ぎっくり腰を起こしやすくなるのです。
身体の動かしすぎ
スポーツの秋になると、身体を動かしたくなる方も多いのではないでしょうか。
ただ急に身体を動かすと、ぎっくり腰を発症するリスクを高めます。
とくに若いころに運動をしていた方は要注意です。
昔のイメージで身体を動かすと、腰を痛める可能性が高くなります。
季節の変わり目は自律神経のバランスが乱れやすい
秋にぎっくり腰が出やすい理由は、季節の変わり目に当たるからです。
季節の変わり目は自律神経のバランスが乱れやすい時期でもあります。
自律神経が乱れると血行が悪くなり、その人の弱い所に症状が出る傾向にあります。
もともと腰痛を持っている人の場合、ぎっくり腰が出やすいというわけです。
秋のぎっくり腰を予防する4つの方法
秋のぎっくり腰は次のような方法で予防することが可能です。
- お風呂で身体を温める
- 寝るときにお腹を冷やさない
- 生活にメリハリをつける
- 整体院などで施術を受ける
季節の変わり目に不調が出やすい方はぜひお試しください。
お風呂で身体を温める
秋のぎっくり腰を予防するためには、お風呂で身体を温めるのが効果的です。
身体を温めると、筋肉や関節が柔軟になり、腰への衝撃を吸収しやすくなります。
またリラクゼーション効果によって、自律神経のバランスを整えることにもつながります。
できるだけシャワーで済ませず、湯船に浸かるよう意識しましょう。
寝るときにお腹を冷やさない
秋のぎっくり腰を予防するためには、寝るときにお腹を冷やさないことも重要です。
寝るときにお腹が冷えると、朝起きたときのぎっくり腰のリスクが高くなります。
布団をかぶると暑い日は、お腹だけでも保温するよう心がけましょう。
生活にメリハリをつける
生活にメリハリを付けることも、秋のぎっくり腰を予防することにつながります。
「読書の秋」「秋の夜長」などの言葉があるように、秋は非常に過ごしやすい季節です。
そのため、夜更かしをするなどして体調を崩すケースが少なくありません。
過ごしやすい季節だからこそ早寝早起きを心がけ、生活にメリハリをつけることが重要です。
整体院などで施術を受ける
秋のぎっくり腰を予防するには、整体院などで施術を受ける方法もあります。
いったんぎっくり腰になると、治るまでに長い時間とコストが必要となります。
ぎっくり腰をくり返す方は、予防のため定期的に施術を受けるのがおすすめです。
自律神経のバランスを整えて秋のぎっくり腰を予防しましょう
秋にぎっくり腰が出やすいのは、夏の間の疲れが出てくるからです。
また、自律神経のバランスが乱れると、ぎっくり腰を発症しやすくなります。
今回紹介した方法を参考に、秋のぎっくり腰予防に取り組みましょう。