夏バテ腰痛とは?ぎっくり腰に気をつけて!

原因

かつては冬が定番の腰痛でしたが、近年は夏場の発症が増加しています。

暑い季節や秋口に気をつけたいのが夏バテ腰痛です。

夏バテ腰痛がきっかけでぎっくり腰を起こす方もいるため注意が必要です。

本記事では夏バテ腰痛が起こる原因や対処法を紹介します。

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夏バテ腰痛ってなに?

夏バテ腰痛ってなに?

夏の猛暑で食欲がない・疲れが抜けにくいなど、夏バテを起こす方は多いのではないでしょうか。

夏バテで体力や回復力が低下すると、次第に身体に疲れがたまりはじめます。

たまった疲れが一定のレベルを超えると、夏バテ腰痛を発症するリスクが増加します。

夏バテで腰痛が出る4つの理由

夏バテで腰痛が出るのは主に以下4つの理由からです。

  • お腹まわりの冷え
  • 睡眠の質の低下
  • 自律神経の乱れ
  • 運動不足

それぞれについて解説します。

お腹まわりの冷え

夏バテで腰痛が出る理由の一つが、お腹まわりの冷えです。

気温が高い夏になると、冷たいお茶や清涼飲料水などを飲む機会が増えるのではないでしょうか。

腸は筋膜を介して腰の筋肉とつながっており、お腹が冷えると腰の筋肉が硬くなります

腰の筋肉が硬くなると、腰痛やぎっくり腰の発症リスクが増加します。

睡眠の質の低下

睡眠の質の低下

真夏の熱帯夜が原因で睡眠の質が低下すると、就寝中の身体の回復力が低下します。

身体の回復力が低下すると、筋緊張が蓄積して腰痛の発症リスクが増加します。

朝起きても疲れが抜けていない方は、睡眠の質の低下が疑われるため注意が必要です。

自律神経の乱れ

夏バテで腰痛が出る原因としては、自律神経の乱れも挙げられます。

自律神経が乱れると血管が収縮し、血行不良による腰痛が出やすくなります

夏に自律神経が乱れる主な原因は以下の3つです。

  • 屋内と外気の温度差
  • 睡眠の質の低下
  • 酷暑によるストレスなど

自律神経が乱れやすい方は、秋口の季節の変わり目にも注意が必要です。

運動不足

運動不足

運動不足も夏バテで腰痛が出る原因の一つです。

日常的に運動する習慣がある方でも、猛暑日には外出を避けるケースが少なくありません。

まして、運動習慣がない方はさらに出かけるのが億劫になるでしょう。

身体を動かさないと筋力が低下(とくにふくらはぎ)するうえ、全身の血液循環が悪化します。

その結果、血行不良による腰痛の発症リスクが増加します。

夏バテ腰痛を予防する方法

夏バテ腰痛を予防するためには、普段から以下の点を意識しましょう。

  • 夏でもお風呂につかる
  • 汗をかく練習をする
  • 就寝中にお腹を冷やさない
  • 適度にストレスを発散する

それぞれについて解説します。

夏でもお風呂につかる

夏バテ腰痛を予防するためには、お風呂につかって身体を温めるよう意識しましょう。

意外に思うかもしれませんが、夏でもエアコンの影響で身体は冷えています

とくにお腹まわりを温めると、腰痛を予防する効果が期待できます。

汗をかく練習をする

夏バテ腰痛を予防するためには、汗をかく練習をしましょう。

暑いからといって涼しい部屋に閉じこもっていると、汗腺の機能が低下します。

汗腺の機能が低下すると体温調整がうまくいかず、さまざまな不調のリスクが増加します。

適度に身体を動かしてサラサラの汗をかけるようになるのがおすすめです。

就寝中にお腹を冷やさない

就寝中にお腹を冷やさない

就寝中にお腹を冷やさないよう意識するのも、夏バテ腰痛を予防するポイントの一つです。

お腹まわりが冷えると腰の筋肉が緊張し、腰痛の発症リスクが増加します。

また、腰の筋肉が緊張した状態でいきなり起き上がると、ぎっくり腰を発症する恐れもあります。

全身に布団をかけるのは暑いため、お腹だけでもタオルケットなどをかけましょう。

適度にストレスを発散する

ストレスは万病の元と言われますが、腰痛に関しても例外ではありません。

ストレスが溜まると自律神経が乱れて血行不良を起こし、腰痛の発症リスクが増加します。

自律神経のバランスを保ち、血行を促進するため、普段から適度にストレスを発散しましょう。

夏バテ腰痛はどこで見てもらえばいい?

夏バテと腰痛が同時に出た際は、以下の診療科や施術所で見てもらいましょう。

  • 内科
  • 整形外科
  • 整骨院
  • 整体院

それぞれの診療科や施術所の特徴について解説します。

内科

夏バテにより体調不良が見られる方は、内科を受診するのがおすすめです。

内科での問診や検査で異常が見つかれば、適切な診療科で治療が行われます。

不調の原因がわからない場合は、とりあえず内科と覚えておきましょう。

整形外科

整形外科

夏バテ腰痛は整形外科で見てもらう方法もあります。

整形外科ではレントゲンなどの検査を行い、骨に異常がないか確認できます。

場合によってはMRI検査も受けられるので、急に腰痛が出た方は整形外科を受診しましょう。

整骨院

整骨院では健康保険を利用してケガを見てもらえます。

適応対象は骨折・脱臼・打撲・ねんざ・挫傷です。

慢性的な腰痛には健康保険が適用されないため注意が必要です。

整体院

整体院

整体院ではさまざまな手技を用いて腰痛を改善へと導きます。

整形外科や整骨院に通っても治らない方は、整体院を利用するのがおすすめです。

ただし、整体院では保険が使えないため、施術費は全額自己負担です。

地元で長く営業している、口コミで評判のよい整体院を選びましょう。

普段から体調を整えて夏バテ腰痛を予防しましょう!

普段から体調を整えて夏バテ腰痛を予防しましょう!

夏バテ腰痛の多くは睡眠の質の低下やストレス、運動不足など生活習慣が原因で起こります。

エアコンのきいた部屋に閉じこもらず、適度な運動で筋緊張を未然に防ぐのがおすすめです。

夏バテ腰痛を発症したら、適切な診療科で治療・施術を受けましょう。

普段から体調を整えて夏バテ腰痛や、秋口の不調を予防してください。

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