春になると花粉症の方が増えますが、ぎっくり腰の発症も増加する傾向にあります。
実は、花粉症とぎっくり腰には意外な共通点があるのをご存じでしょうか。
症状の改善や予防が期待できるツボ5つと合わせて解説します。
花粉症とぎっくり腰の関係について

花粉症とぎっくり腰には以下3つの共通点があります。
それぞれについて解説します。
自律神経の乱れで発症しやすい

花粉症の直接的な原因は花粉ですが、反応しやすい方の多くに自律神経の乱れが見られます。
自律神経が乱れると粘膜に影響が出るため、くしゃみや鼻水、目のかゆみが出やすくなります。
自律神経の乱れは睡眠の質を悪化させ、回復力を低下させるのも特徴です。
身体の回復力が低下すると、ぎっくり腰の発症リスクも高くなります。
腸内環境がよくない

腸内環境がよくないことも、花粉症とぎっくり腰の共通点です。
腸には身体の免疫細胞のおよそ7割が集まっているとされます。
腸内環境が悪化すると免疫機能が低下し、花粉に対して過敏に反応するのが特徴です。
腸と腰の筋肉は筋膜でつながっており、腸内環境の悪化はぎっくり腰のリスクも高めます。
共通するツボがある

花粉症とぎっくり腰にはいくつか共通するツボがあります。
実際に腰痛持ちの方が花粉症のツボを押すと、強い痛みを感じるケースが多く見られます。
共通するツボの場所や効果については次章で詳しく紹介します。
花粉症とぎっくり腰に効果的なツボ5選

花粉症とぎっくり腰には以下5つのツボが効果的です。
5つのツボに期待できる効果や場所について詳しく解説します。
次髎(じりょう)

次髎(じりょう)のツボは骨盤の中央にある「仙骨」の上から2番目の穴に位置しています。
仙骨は自律神経と深いかかわりがあり、花粉症の方は仙骨まわりに強い緊張が見られます。
また、仙骨周りの筋緊張はぎっくり腰発症のリスクを高める要因の1つです。
両手の親指の腹で優しく両方の次髎(じりょう)を刺激しましょう。
太衝(たいしょう)

太衝のツボは足の親指と人差し指が交わる場所にあります。
腰痛のツボとして知られるだけでなく、自律神経のバランス改善効果も期待されています。
足先への血行促進にもつながるため、冷え性の方にもおすすめのツボです。
手三里(てさんり)・足三里(あしさんり)

手三里は肘のシワから指の幅3本分下がった場所にあるツボです。
足三里のツボは膝のお皿から指の幅3本分下がった外側に位置しています。
三里のツボを刺激すると上脊髄反射により、副交感神経を優位に傾けます。
俳人の松尾芭蕉も足三里にお灸をしながら、奥の細道への旅を続けたそうです。
内関(ないかん)

内関(ないかん)のツボは、手首のシワから指の幅三本分上がった場所にあります。
内関のツボも自律神経のバランスを整える際に効果的です。
乗り物酔いや二日酔いにも効果的とされています。
花粉症とぎっくり腰でツボ押しをする際の注意点

花粉症とぎっくり腰でツボ押しをする場合、以下の3点に注意しましょう。
ツボ押しをする際の3つの注意点について解説します。
自分が気持ちよく感じる場所でOK

ツボの場所に関しては、細かく気にし過ぎる必要はありません。
大体の位置を把握し、自分が気持ちよく感じる場所を押せばOKです。
ほかの場所と押した時の感じが違えば、ツボの可能性が高いと言えます。
強く刺激しすぎない

ツボ押しをする際には、強く刺激しすぎないことが大前提です。
強い力で刺激すると交感神経が優位に傾き、症状の回復を遅らせます。
痛い方が効く事実はないため、あくまでも気持ちよく感じる範囲でツボ押しをしてください。
飲酒時や食後すぐのツボ押しは避ける

ツボ押しは原則として、飲酒時や食後すぐは避けるべきです。
飲酒時にツボ押しをすると、血行促進作用で酔いが回りやすくなります。
また食後すぐのツボ押しは、消化を遅らせるため注意が必要です。
ツボ押しで気持ちよく花粉症とぎっくり腰を予防しましょう!

ツボ押しで自律神経のバランスを整えると、花粉症やぎっくり腰の予防が期待できます。
ただし、すでにあらわれている症状が一瞬で改善するわけではありません。
来年の花粉症の軽減や、ぎっくり腰の再発防止を目的に、継続的に取り組むのがおすすめです。

