「楽しみにしていたゴールデンウイークにぎっくり腰になってしまった!」
せっかくの予定をキャンセルするのはつらいですよね。
本記事ではGW中にぎっくり腰になった場合の対処法を紹介します。
少しでも早く回復したい方は参考にしてください。
ゴールデンウイークにぎっくり腰になったら…
ゴールデンウイークは病院が休みの所も多いですよね。
もしぎっくり腰になったら、まずは以下のように対処してください。
- 患部を冷やす
- 痛みの出ない楽な姿勢を探す
- コルセットを着用する
- 痛み止めを服用する
初めに、ゴールデンウイークにぎっくり腰を発症した際の対処法について解説します。
患部を冷やす
ぎっくり腰を発症すると、強い痛みが出て患部が熱を持ちます。
そのため、アイスパックなどを利用して患部を冷やしましょう。
1時間につき10分ほど冷やすと、つらい痛みを緩和する効果が期待できます。
痛みの出ない楽な姿勢を探す
ぎっくり腰を発症すると、病院に行かなければならないと思う方もいるでしょう。
しかし、痛みの出ない楽な姿勢が見つかるようなら慌てなくても大丈夫です。
楽な姿勢で患部に負担を掛けないようにしましょう。
寝るときは抱き枕やクッションなどを利用するのがおすすめです。
コルセットを着用する
ぎっくり腰を発症したら、コルセットを着用するのもおすすめです。
コルセットで動きが制限されると、痛みが出る動作をしづらくなります。
薬局でも販売しているので、腰痛持ちの方は1つ常備しておくとよいでしょう。
痛み止めを服用する
ぎっくり腰のつらい症状を緩和するには、痛み止めを服用する方法があります。
イブプロフェンやロキソプロフェンなどを配合した痛み止めが効果的です。
ただし、痛み止めが効いている間に無理な動作をしないよう注意してください。
痛み止めが切れた際に激しい痛みに襲われる可能性があります。
GWのぎっくり腰から早く回復するポイント
ゴールデンウイークには旅行などの予定がある方も多いですよね。
楽しいイベントをキャンセルしないためにも、以下のポイントを押さえておきましょう。
- 患部を冷やすのは急性期だけ
- 安静にしすぎない
- 痛みを確認しない
ここでは、GWのぎっくり腰から早く回復するためのポイントについて解説します。
患部を冷やすのは急性期だけ
ぎっくり腰の初期には冷やすのが一般的です。
ただし、冷やすのは急性期(炎症期)のおよそ48時間だけです。
発症から48時間が過ぎたら、温める方向に切り替えてください。
炎症は「治癒反応」でもあることを知っておきましょう。
いつまでも冷やしていると、血行不良によりかえって回復が遅くなります。
安静にしすぎない
「ぎっくり腰=安静」と言われたのは過去の話。
現在では、無理のない範囲で動いた方がぎっくり腰からの回復が早まると分かっています。
とはいうものの、無理な運動などをする必要はありません。
日常の動作を無理のない範囲でおこなうとよいでしょう。
痛みを確認しない
ぎっくり腰を発症すると、つい痛みが出る動作を確認してしまいがちです。
しかし、確認のたび患部にダメージを加える結果となります。
大事なのは「こうすると痛い」ではなく「こうすれば痛くない」動き方を探すことです。
ゴールデンウイークのぎっくり腰にはひざ倒し体操がおすすめ!
ぎっくり腰から少しでも早く回復するため、おすすめの方法が「ひざ倒し体操」です。
発症初期から取り組むと、ぎっくり腰からの回復を早める効果が期待できます。
ひざ倒し体操の手順は以下の通りです。
- 布団やヨガマットにあおむけで寝る
- 両ひざを90度に曲げて立てる
- 左右に倒して痛みが出ない方を確認する
- 痛くない方に30秒倒す
- 反対に倒して痛みを確認する
- 痛みが緩和するまで④を繰り返す
ひざ倒し体操のポイントは、痛みが出ない方にひざを倒す点です。
ストレッチも同じですが、痛みを我慢して行う動作には何もメリットがありません。
症状が緩和するまで、痛みが出ない方にひざ倒し体操を繰り返しましょう。
ぎっくり腰を早く治しゴールデンウイークを楽しみましょう
ぎっくり腰を発症すると、しばらくの間とてもつらい痛みに襲われます。
少しでも早く改善するためには、ぎっくり腰に対して正しく対処することが重要です。
発症したらすぐにアイシングやひざ倒し体操などに取り組むとよいでしょう。
ぎっくり腰を早く治して、楽しいゴールデンウイークをお過ごしください。