ぎっくり腰とは?原因・症状・対処法・予防法を解説!

予防法

ぎっくり腰は急性腰痛症の俗称で、発症すると激しい痛みで動作が困難になります。

ただし、安静がぎっくり腰の改善を早めるとは限らないことを知っておきましょう。

本記事ではぎっくり腰の原因や症状、対処法、予防法をわかりやすく解説します。

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ぎっくり腰とは

ぎっくり腰とは

ぎっくり腰は急性腰痛症と呼ばれる腰部疾患の一種です。

なんらかのきっかけで腰に強い痛みが出る症状のことで、正式には病名ではありません

ぎっくり腰の発生件数は不明ですが、一生のうち腰痛を経験する方は8割以上とされています。

また、1度発症するとおよそ25%が1年以内に再発するとのデータがあります。

ぎっくり腰の原因について

ぎっくり腰の原因について

ぎっくり腰の明確な原因は明らかにされていません。

そのため、医療機関で検査しても原因不明と言われることがほとんどです。

ぎっくり腰を起こしやすい要因としては以下の例が挙げられます。

  • 中腰の姿勢での無理な動作
  • 腰まわりの筋緊張
  • 疲労やストレスの蓄積
  • 長時間の不良姿勢

ぎっくり腰は上記の要因が複数絡み合った結果、発症リスクが増加すると考えられます。

ぎっくり腰の症状

ぎっくり腰の症状

ぎっくり腰を発症すると、以下の特徴的な症状が見られます。

  • 疼痛
  • 発赤・熱感・腫脹
  • 機能障害

それぞれについて解説します。

疼痛

疼痛

ぎっくり腰を発症すると、ズキズキとした痛み(疼痛)が見られます。

動作をしたときだけでなく、安静にしてても患部が痛むのが特徴です。

症状の程度によりますが、ズキズキとした痛みはおよそ48時間続きます。

発赤・熱感・腫脹

ぎっくり腰を発症すると、患部が赤くなる傾向にあります。

症状の程度によっては、患部が熱を持ち腫れあがるケースもあります。

これら3つの症状に疼痛と機能障害を加えたのが炎症の5大兆候です。

炎症の五大兆候があらわれるのが、ぎっくり腰と慢性腰痛との大きな違いです。

機能障害

機能障害

ぎっくり腰を起こすと少しの動作で痛みが生じやすくなります。

発症初期にはトイレに行くのも困難なケースが少なくありません。

仙腸関節の動きが悪いと、機能障害を起こしやすいと考えられています。

ぎっくり腰になった際の対処法

ぎっくり腰になった際の対処法

ぎっくり腰になった場合、次のように対処するのがおすすめです。

  • 急性期は冷やす
  • 急性期を過ぎたら温める
  • 痛みが強い期間は無理をしない
  • 動けるようになったら過度の安静を控える

それぞれについて解説します。

急性期は冷やす

ぎっくり腰の発症直後はズキズキとした痛みが生じます。

発症してからおよそ48時間(急性期)は、患部を冷やすと症状が緩和します。

1時間につき10~15分程度、アイスパックなどで患部を冷やすとよいでしょう。

急性期を過ぎたら温める

急性期を過ぎたら温める

ぎっくり腰の急性期(発症から48時間)を過ぎたら、温め始めるのがおすすめです。

いつまでも冷やしていると、血行不良によりかえって症状の回復が遅くなります

お風呂で温めて気持ちいいと感じたら、どんどん患部を温めるよう意識しましょう。

痛みが強い期間は無理をしない

痛みが強い期間は無理をしない

ぎっくり腰にともなう痛みの強さや、症状が続く期間は個人によりさまざまです。

ぎっくり腰の発症にともなう痛みが強い間は、無理な動作を控えるようにしてください。

とくに上半身だけ曲げて、床に置いてある荷物を持ち上げるような動作は禁物です。

痛みが出る動作をあえて確認するのも避けましょう

動けるようになったら過度の安静を控える

ぎっくり腰の発症後、日常動作に問題がなくなったら過度の安静を控えてください。

長年の研究により、過度の安静がぎっくり腰の回復を妨げるとわかっています。

無理な運動は必要ありませんが、散歩やウォーキングで適度に血行を促進しましょう。

ぎっくり腰の予防法

ぎっくり腰の予防法

ぎっくり腰の再発を防ぐためには、普段から以下の4点を意識しましょう。

  • 姿勢を改善する
  • 適度に身体を動かす
  • 疲労やストレスをため込まない
  • 腰に負担がかからない動き方を身につける

ここでは、ぎっくり腰の予防法について解説します。

姿勢を改善する

姿勢を改善する

ぎっくり腰を予防するためには、普段の姿勢を見直す必要があります。

猫背や反り腰はぎっくり腰のリスクを高めるため、骨盤を起こす意識を持つことが大切です。

たとえば、椅子に座る際は坐骨に体重を乗せ、上半身をリラックスさせるのがポイントです。

適度に身体を動かす

適度に身体を動かす

ぎっくり腰を予防するためには、日常的に適度に身体を動かしましょう。

ぎっくり腰の原因となる筋肉の硬さは、不動(同一姿勢)により生じる傾向にあります。

無理な運動をしなくても、毎日20~30分程度歩くだけで十分です。

上記のイラストを参考に、正しい姿勢で歩くよう意識してください。

疲労やストレスをため込まない

疲労やストレスは血液の循環を妨げ、腰まわりの栄養状態を低下させます。

1日の終わりは入浴してリラックスし、質の良い睡眠をとるよう意識しましょう。

自分なりのストレス発散法を実践するのもおすすめです。

腰に負担がかからない動き方を身につける

腰に負担がかからない動き方を身につける

ぎっくり腰を予防するためには、腰に負担がかからない動き方を身につけましょう。

床に置いた重い荷物を持つ際は、いったんしゃがんで足の力を使うのがポイントです。

また、腰の過度な捻転・側屈(斜め後ろに倒す動作)は避けるよう意識しましょう。

日常の姿勢や動作を見直してぎっくり腰の再発を予防しましょう

日常の姿勢や動作を見直してぎっくり腰の再発を予防しましょう

ぎっくり腰を発症すると、4人に1人が1年以内に再発するとされています。

原因不明のぎっくり腰ですが、多くは日常の不良姿勢や無理な動作が原因で起こります。

今回の記事を参考に、ぎっくり腰の再発予防にお役立てください。

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