「はじめてぎっくり腰になった」「ぎっくり腰の再発をくり返している」
そんな場合、いつまで安静にすればいいのでしょう。
本記事では、ぎっくり腰の際に安静が必要な期間について専門家が分かりやすく解説します。
ぎっくり腰は安静にするしかない?
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ぎっくり腰になった場合、かつては安静が第一と考えられていました。
しかし近年になって、安静にしすぎる弊害が指摘されるようになっています。
ただし、安静が絶対にダメというわけではありません。
安静にするべき状況や期間を知り、適切に対処するのが重要です。
安静がぎっくり腰の回復を早めない根拠
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近年の研究によって、安静が必ずしもぎっくり腰の回復を早めないと分かっています。
その根拠となる研究についてご紹介します。
イギリスにおける研究
ぎっくり腰になった方を対象に、イギリスでおこなわれた有名な研究があります。
上記の3群に分けた場合、③のケースでもっとも早い回復が見られたそうです。
腰痛診療ガイドライン
日本腰痛学会などがまとめた診療ガイドラインには、
急性腰痛に対しては、安静よりも活動性維持の方が有用である
と記されています。
このように、ぎっくり腰の場合もある程度は身体を動かすのが重要と考えられています。
安静にするべきぎっくり腰
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ここまでの解説で、ぎっくり腰であっても安静が絶対ではないと分かりました。
ただし、症状は人によりさまざまで、安静にするべきケースもあります。
動けないほどの激痛がある場合

ぎっくり腰にともなって動けないほどの激痛があるなら安静第一です。
無理をするとかえって症状の回復を遅らせてしまうからです。
できるだけ楽な姿勢を探し、痛みが出ないように努めましょう。
坐骨神経痛をともなう場合
ぎっくり腰にともなって坐骨神経痛がある場合、いったん安静にしましょう。
坐骨神経痛がある場合は、安静にしても回復を遅らせないと分かっています。
動けるようになったら、まずは病院で検査してもらいましょう。
ぎっくり腰の安静の仕方
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ぎっくり腰の痛みが強い場合、なるべく楽な姿勢を探して静かに休みましょう。
寝るときは痛い方を上にして横向きになり、足の下にクッションなどを入れるとよいでしょう。
背中とひざを軽く曲げると楽に寝られます。
ぎっくり腰を起こした場合の正しい対処法
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ぎっくり腰の症状は、日数の経過によって変化します。
その時々に応じて正しく対処すれば、つらい症状の回復を早められます。
安静にするのは発症から1~2日
ぎっくり腰を発症した場合、安静にするべき期間の目安は1~2日です。
発症から48時間は強い炎症状態が見られるからです。
無理に動くと痛みが強くなり、回復を遅らせる結果となりかねません。
ぎっくり腰の発症直後は安静を心がけましょう
3日たったら無理のない範囲で身体を動かす
ぎっくり腰の発症から3日たったら、無理のない範囲で身体を動かし始めましょう。
いつまでも安静にしていると、腰痛と深くかかわる背筋が衰えるからです。
安静にしすぎると背中が痛くなってくるものそのためです。
日常の動作くらいでしたら、少し痛みがあっても我慢して構いません。
1週間たったら軽いストレッチを始める

ぎっくり腰の発症から1週間たったら、軽いストレッチを始めましょう。
痛みで動作が制限されている間、患部周辺の筋肉が硬くなってしまうからです。
筋肉や関節を柔軟にしておけば、ぎっくり腰の再発リスクを下げられますよ。
ぎっくり腰の再発を予防する方法
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ぎっくり腰がクセになると聞いた経験はありませんでしょうか?
ぎっくり腰になった方のおよそ25%が、1年以内に再発しているデータもあります。
ぎっくり腰のつらい症状が改善したら、再発防止に取り組みましょう。
姿勢を改善する

ぎっくり腰を予防するためには、姿勢の改善が欠かせません。
腰に大きな負荷がかかる体勢を避ける(前かがみなど)のも重要なポイントです。
椅子に座る際は上掲イラストのポイントを意識してください。
ストレスを発散する

ぎっくり腰を予防するためには、ストレスを発散する必要もあります。
ストレスによって悲観脳になると、痛みのセンサーが過敏になるからです。
自分なりのストレス発散法を持っておくのが重要です。
身体を冷やさない

身体を冷やすと筋肉が硬くなり、ぎっくり腰の発症リスクが高くなります。
できれば毎日お風呂につかり、身体を温めるよう意識しましょう。
忙しくて時間がない方は、腹巻などを利用する方法もあります。
ぎっくり腰になったら正しく安静にしましょう
安静が必ずしもぎっくり腰の回復を早めないと知り、驚いた方もいるでしょう。
ぎっくり腰を早く治すためには、ある程度は身体を動かすのが大切なポイントです。
ただし、激痛を我慢してまで動く必要はありません。
あまりにも痛い場合は1~2日安静にして、それから専門家に見てもらいましょう。
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