腰痛があるときにマッサージすると気持ちいいものですよね。
でも、そのマッサージが腰痛を慢性化させているのかもしれません。
ぎっくり腰をくり返す方はとくに注意が必要です。
本記事でははマッサージで腰痛が慢性化する理由について解説します。
マッサージで腰痛が慢性化する理由
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意外に思われるかもしれませんが、マッサージのせいで腰痛が慢性化することがあります。
その理由としては、以下の3点があげられます。
それぞれについて解説します。
筋膜が硬くなる

筋膜は筋肉や血管、神経、骨、臓器など多くの組織を覆っており、「第2の骨格」と呼ばれます。
マッサージの刺激が強いと筋膜が硬くなり、血管が圧迫されて血液の流れを阻害します。
局所の血行が悪くなると痛み物質が産生されるため、腰痛が慢性化してしまうのです。
筋線維が断裂する

筋肉は1つのかたまりではなく、髪と同じくらいの細さの筋線維が集まってできています。
筋線維は横方向への刺激に弱く、強い力でマッサージすると簡単に切れてしまいます。
マッサージを受けた後に「揉み返し」が起こるのも、筋線維が切れてしまうからです。
揉み返しをくり返すと筋肉にカルシウムが沈着して硬くなり、さらに強い力でマッサージしないと満足できなくなります。
そのようにして、少しずつ腰痛が慢性化していくのです。
筋小胞体の機能が低下する
マッサージで腰痛が慢性化する理由として、筋小胞体の機能低下も挙げられます。
筋小胞体は簡単にいうと、筋肉の伸び縮みを担当している組織です。
マッサージで筋小胞体がダメージを負うと、筋肉が縮んだまま緩みにくくなります。
筋肉が縮んだまま緩みにくくなると、ぎっくり腰の発症リスクも増加します。
マッサージをする(受ける)場合の注意点!
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ここまでマッサージで腰痛が慢性化する理由を解説しましたが、すべてのマッサージが悪い訳ではありません。
マッサージをする(受ける)場合、次のような点に気をつけることが重要です。
それぞれについて詳しく解説します。
筋肉の走行に沿ってマッサージする
筋肉は骨と骨とを結んでおり、その流れを筋肉の走行と呼んでいます。
筋線維は横方向の力に弱いため、マッサージするときは筋肉の走行を意識しなければなりません。
走行を知らずにマッサージすると、かえって筋肉が硬くなるため注意が必要です。
痛いほどの刺激でマッサージしない
マッサージをする場合、痛いほどの刺激を加えないことが重要です。
痛い方が効くなどということは絶対にありません。
症状を慢性化させるだけなので、強い力でのマッサージは避けましょう。
国家資格を持つマッサージ師の施術を受ける
腰痛などの症状を改善したいのであれば、マッサージ師の施術を受けるのがおすすめです。
マッサージ師は国家資格であり、解剖や生理の知識がないとなれません。
気をつけたいのが駅前などにあるクイックマッサージや揉みほぐし屋さんです。
そのようなお店では、無資格者が施術しているケースも少なくありません。
値段が安いからと無資格者の施術を受け、腰痛が慢性化してしまっては身も蓋もありません。
ぎっくり腰をくり返す方のマッサージは要注意!
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ぎっくり腰をくり返す方は以下の理由から、注意してマッサージを受ける必要があります。
それぞれについて解説します。
マッサージでかえってぎっくり腰を再発しやすくなる

国家資格者は別ですが、素人や無資格者がむやみに腰を揉むと、かえって筋肉が硬くなります。
硬くなった筋肉は、不意の動作やちょっとした刺激で切れやすくなります。
結果として、ぎっくり腰を再発しやすくなるのです。
ほとんどの症状は腰に原因がない

意外に思われるかもしれませんが、ぎっくり腰のほとんどが腰に原因がありません。
腰痛を訴えて病院で検査をしても原因不明と言われるのはそのためです。
つまり、ぎっくり腰の改善目的で腰をマッサージしてもあまり意味がないのです。
長時間のうつ伏せは腰にダメージを与える

ぎっくり腰を発症・再発する方の多くが、慢性的な腰痛を抱えています。
そのような方が長時間うつ伏せになっていると、かえって腰へのダメージが蓄積します。
ぎっくり腰をくり返す方は、横向きやあおむけで施術してくれる治療院を選びましょう。
ぎっくり腰を改善したい方は専門家の施術を受けましょう
腰痛に限った話ではありませんが、下手なマッサージはかえって筋肉を硬くしてしまいます。
とくに気持ちがいいからと、強い力でマッサージをする(受ける)のは厳禁です。
腰痛やぎっくり腰を根本から改善したい場合、専門家の施術を受けるのが一番です。
腰痛の改善に長時間のマッサージは必要ないと知っておきましょう。
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