ぎっくり腰の急性期は安静が第一ですが、ツボ押しで症状が緩和するケースがあります。
再発を予防する際にもツボ押しが効果的です。
本記事ではぎっくり腰の改善・予防に効く6つのツボ、および正しい押し方や注意点を解説します。
ぎっくり腰を発症したときにおすすめのツボ3選

ぎっくり腰を発症した場合、患部周辺を刺激することは厳禁です。
炎症を悪化させる恐れがあるため、腰から離れた以下3つのツボで改善を図りましょう。
はじめに、ぎっくり腰を発症したときに試したいツボを3つ紹介します。
腰腿点(ようたいてん)

腰腿点(ようたいてん)のツボは手の甲の2ヶ所にあります。
- 人差し指と親指の骨が交差する場所の内側
- 薬指と小指の骨が交差する場所
ぎっくり腰の痛みが出ている側の腰腿点(ようたいてん)を刺激しましょう。
委中(いちゅう)

委中(いちゅう)のツボは、ひざの裏にできる横しわのちょうど中央部に位置しています。
ひざを両手で抱えるように持ち、人差し指や中指で気持ちよく感じる部分を押しましょう。
腰痛だけでなく足のむくみの改善効果も期待できます。
承山(しょうざん)

承山(しょうざん)のツボはふくらはぎの中央に位置しています。
ふくらはぎの盛り上がった筋肉の下部、アキレス腱との境い目が目安です。
すねを握るようにしてつかみ、親指でツボを押しましょう。
冷え性の改善にも効果的なツボです。
ぎっくり腰の回復期や予防におすすめのツボ3選

ぎっくり腰の回復期(発症から48時間以降)、および予防には以下3つのツボがおすすめです。
それぞれついて解説します。
腎兪(じんゆ)

腎兪(じんゆ)のツボはウエストのくびれの高さにあります。
両手で脇腹をつかみ、背骨から指の幅2本分離れた位置を親指で押しましょう。
坐骨神経痛の改善にも効果的なツボとして知られています。
三陰交(さんいんこう)

三陰交(さんいんこう)のツボは、内くるぶしから指の幅4本分上にあります。
小指で内くるぶしに触れ、人差し指でツボを刺激するとよいでしょう。
生理痛など婦人科系の症状の緩和にもおすすめのツボです。
太衝(たいしょう)

太衝(たいしょう)のツボは、足の親指と人差し指の交差する場所にあります。
押したときに気持ちよく感じる場所を探すとよいでしょう。
心身の疲労を回復させるのにも効果的なツボです。
ツボ押しをする際の3つのポイント

ぎっくり腰に限らず、ツボ押しをする際は以下3つのポイントを意識してください。
それぞれについて解説します。
正確なツボの位置にこだわり過ぎる必要はない
ツボ押しをする際に、正確なツボの位置にこだわり過ぎる必要はありません。
大まかな位置を把握したら、気持ちよく感じる点を刺激すればOKです。
違うツボに当たったとしても、基本的に症状が悪化することはありません。
ツボ押しの後は水分補給を忘れない

ツボ押しの後には、水分補給を欠かさないよう意識しましょう。
ツボ押しで血行を促進すると、老廃物が体外に出やすい状態になります。
水分補給で老廃物がスムーズに排出されると、身体の回復機能が高まります。
血行促進を意識する

ツボ押しをする際には、血行を促進するよう意識しましょう。
ツボを5秒押したら、力を抜くのを繰り返すのがポイントです。
繰り返すうちに周囲の筋肉が緩んでくるのがわかるでしょう。
ぎっくり腰でツボ押しをする際の注意点

ぎっくり腰でツボ押しをする際には、以下の3点に注意しましょう。
それぞれについて解説します。。
患部の周辺は触らない

ぎっくり腰でツボ押しをする際には、患部の周辺を触らないようにしましょう。
患部の周辺を刺激すると、炎症を悪化させる恐れがあります。
急性期(発症からおよそ48時間)は、マッサージを受けるのも避けてください。
痛みが出る姿勢を取らない

ぎっくり腰でツボ押しをする際には、痛みが出る姿勢を取らないよう気を付けましょう。
ひざなどのツボを押しには、横向きに寝た状態でおこなうとよいでしょう。
横向きに寝る際は、痛い方を上にして背中を丸めるのがポイントです。
ツボを強く押しすぎない
ぎっくり腰に限らず、ツボを強く押しすぎることは厳禁です。
強く押しすぎると、かえって筋肉が硬くなり症状の改善を妨げます。
ツボ押しは気持ちよく感じる範囲でおこなうことが原則です。
ツボ押しでぎっくり腰を改善・予防しましょう!

ぎっくり腰を発症した場合には、腰腿点など腰から離れた場所のツボを押してみましょう。
症状が落ち着いてきたら、腎兪など腰まわりのツボを刺激するのも効果的です。
ぎっくり腰を発症すると、症状が改善するまでに時間とコストがかかります。
普段からツボ押しに取り組み、ぎっくり腰を予防するのがおすすめです。

