ぎっくり腰を整体で見てもらうメリットとデメリットについて

治し方

「ぎっくり腰で病院に行ったけど、湿布と痛み止めをもらっただけ

そんな場合、整体で見てもらうことを検討するケースもあるでしょう。

ぎっくり腰を整体で見てもらうメリットとデメリットも併せてご紹介します。

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ぎっくり腰を整体で見てもらうメリット

ぎっくり腰を整体で見てもらうメリットは以下の3点です。

  • ぎっくり腰の原因を見つけてもらえる
  • 腰痛が出にくい身体のバランスが手に入れられる
  • 腰痛を防止するためのアドバイスがもらえる

それぞれについて見ていきましょう。

ぎっくり腰の原因を見つけてもらえる

ぎっくり腰を整体で見てもらうメリットの1つが、症状の原因を見つけてもらえる点です。

ぎっくり腰のほとんどは原因不明ですが、それは画像診断で腰しか見ていないからです。

整体院では症状が起こった場所を、身体の使い方やバランスなどから推理します。

それによって、1人1人に合った施術や身体の使い方のアドバイスをおこなっています。

腰痛が出にくい身体のバランスが手に入れられる

腰痛が出にくい身体のバランスが手に入れられる点も、整体のメリットの1つです。

整体の目的は症状の緩和だけではありません

なぜ症状が出るのかを突き止め、再発を予防することこそが目的となっています。

施術で腰痛が出にくい身体のバランスになれば、ぎっくり腰の再発リスク下げられます

腰痛を防止するためのアドバイスがもらえる

腰痛防止のアドバイスがもらえる点も、ぎっくり腰を整体で見てもらうメリットです。

腰痛の多くは、日々の生活習慣の結果ですが、本人は無自覚なものです。

整体師は身体の使い方や筋肉、骨格に関するプロフェッショナルです。

そのため、自分にとって最適な腰痛防止のアドバイスがもらえます。

ぎっくり腰を整体で見てもらうデメリット

ぎっくり腰を整体で見てもらうことには、次のようなデメリットもあります。

  • 健康保険が適用されない
  • 施術師によって技術や知識に差がある
  • ウソのように痛みがなくなることはない

それぞれについて解説します。

健康保険が適用されない

ぎっくり腰を整体でみてもらうデメリットの1つが、健康保険が適用されないことです。

日本では整体が国家資格ではないため、施術費は原則として全額自己負担となります。

その点が、整骨院や整形外科との大きな違いと言えるでしょう。

施術師によって技術や知識に差がある

整体は国家資格ではないため、施術師によって技術や知識にばらつきがあります。

ある施術所には、病院でも治らなかった腰痛を改善できる整体師がいます。

しかし、マッサージと似た施術師かできない整体師がいることも事実です。

そのため、自分に合った整体院選びが重要となります。

ウソのように痛みがなくなることはない

整体院に限らず、施術でウソのように痛みがなくなることはほとんどありません。

すぐに痛みが消失する可能性があるのは、痛み止めやブロック注射だけです。

(ぎっくり腰の場合、痛み止めやブロック注射が効かないことも珍しくありません)

1回の施術で痛みが消えるとしたら、たまたまその程度の症状だったというだけの話です。

ぎっくり腰を整体で見てもらう場合の注意点

ぎっくり腰を整体で見てもらう場合、次のような点に注意しましょう。

  • 痛みが強いときは無理に行かない
  • マッサージと変わらない整体院は避ける
  • 腰痛を専門としている整体院で見てもらう

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

痛みが強いときは無理に行かない

ぎっくり腰の痛みがあまりにも強い場合は、無理してまで整体に行く必要はありません。

(整体だけでなく、病院や整骨院にも無理をして行かなくて大丈夫です)

無理に動くとかえってつらい痛みに悩まされることとなります。

発症から3日ほどして、動ける程度になったら整体で見てもらいましょう。

マッサージと変わらない整体院は避ける

ぎっくり腰の場合に限らず、マッサージと変わらない整体院は避けたほうが無難です。

マッサージを受けるのであれば、国家資格者に施術してもらった方がよいでしょう。

「必要のないマッサージはしません」

と説明しているような整体院の方が信頼できるでしょう。

腰痛を専門としている整体院で見てもらう

医者に診療科があるように、整体にもそれぞれ得意分野があります。

アレもコレもできるというのは、何も得意ではないと言っているようなものです。

ぎっくり腰の場合は、腰痛を専門としている整体院でみてもらうのがおすすめです。

整体院の上手な利用法

整体院を上手に利用する方法として、以下のような点があげられます。

  • ぎっくり腰の予防目的で施術を受ける
  • 自分の身体のクセに気づかせてもらう
  • 心身のストレスを解消する目的で利用する

それぞれについて詳しく解説します。

ぎっくり腰の予防目的で施術を受ける

整体の上手な利用法の1つが、ぎっくり腰の予防目的で施術を受けることです。

ぎっくり腰の予防目的の場合、整骨院でも保険を使うことができません

それなら、しっかりと時間をかけて見てくれる整体院で見てもらった方がよいでしょう。

整体を始め東洋医学は、未病を治すことが最善の施術と考えています。

ぎっくり腰になる前の段階で予防するため施術を受けるのがおすすめです。

自分の身体のクセに気づかせてもらう

整体師は身体の使い方や筋肉、骨格に関するプロフェッショナルです。

そのため、自分では気づかない身体のクセを見つけて指摘してくれます。

身体のクセの結果として起こるぎっくり腰を予防するにも有益です。

「たったこれだけのことを意識するだけで」

腰痛やその他の不調、根本から改善すること期待できます。

心身のストレスを解消する目的で利用する

ぎっくり腰の原因として、近年になって注目されているのがストレスです。

整体の施術は、自律神経のバランスを整えることも得意としています。

心身のストレスが取り除かれれば、ぎっくり腰の発症リスクも低下するでしょう。

定期的な整体の施術でぎっくりを予防しよう!

整体の施術はどちらかというと、痛みをすぐに取るのではなく予防に適していると言えます。

ぎっくり腰の痛みをすぐ取るような施術は、痛み止めやブロック注射くらいのものでしょう。

痛みが出てから対処するのではなく、定期的なケアで予防するのが賢明な判断です。

大切な自分の身体のため、1ケ月に1回は整体の施術を受けるのがおすすめです。

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