毎年冬になると、ぎっくり腰を発症する方が増加する傾向にあります。
冬のぎっくり腰には特有の原因があるため、適切に対処することが大切です。
ぎっくり腰の予防に役立つ身体の使い方と合わせて解説します。
冬に起こるぎっくり腰の4つの原因

冬のぎっくり腰は次の4つの原因で起こりやすくなります。
それぞれついて解説します。
冷え

冬にぎっくり腰を起こしやすい原因の1つが冷えです。
外気温の低下により身体が冷えると、腰まわりの筋肉が硬くなります。
硬くなった筋肉は少しの衝撃で切れるため、ぎっくり腰の発症リスクが高くなります。
血行不良

血行不良も冬場にぎっくり腰を起こしやすい原因の1つです。
腰への血液の循環が滞ると、発痛物質が発生しやすくなります。
血行不良により発痛物質が蓄積すると、ぎっくり腰の発症リスクが高くなります。
運動不足

冬にぎっくり腰を起こしやすい原因としては、運動不足もあげられます。
運動不足になると血行不良や筋緊張により、ぎっくり腰の発症リスクが高くなります。
腰痛の改善に適度な運動が効果的とされるのもそのためです。
内臓疲労

内臓疲労もぎっくり腰のリスクを高める原因の1つです。
とくに内臓体性反射により腸の機能が低下すると、腰の筋肉が緊張しやすくなります。
慢性的な便秘をお持ちの方も、ぎっくり腰に注意する必要があります。
自分でできる冬のぎっくり腰の予防法

冬のぎっくり腰は以下のセルフケアで予防しましょう。
それぞれついて解説します。
身体を温める

冬のぎっくり腰を予防するためには、身体を温めることが一番です。
冷えは万病の元といわれますが、ぎっくり腰に関しても例外ではありません。
お風呂で身体を温めて血行を促進すれば、身体の回復力を高める効果が期待できます。
また、自律神経のバランスが整い、睡眠の質を向上させる結果にもつながります。
適度に身体を動かす

冬のぎっくり腰を予防するためには、適度に身体を動かすことも必要です。
ウォーキングやジョギング程度でも十分に筋肉をほぐす効果が期待できます。
運動する時間がない方は、エレベーターの代わりに階段を使うなど工夫しましょう。
食習慣を改善する

食習慣の改善もぎっくり腰の予防につながります。
とくに便秘がちな方は、食物繊維を積極的に摂取するよう意識しましょう。
普段から栄養バランスの取れた食事を心がけることも大切です。
心身の状態を良好に保つことが、ぎっくり腰の予防につながります。
睡眠の質を高める

冬のぎっくり腰を予防するためには、睡眠の質を高めることも重要です。
身体は寝ている間に回復するため、睡眠の質が低下するとぎっくり腰のリスクが高くなります。
睡眠の質を高める簡単な方法が、朝早く起きて日の光を浴びることです。
朝日を浴びると体内時計がリセットされ、夜になると自然な眠気が訪れます。
ぎっくり腰を予防する身体の使い方のポイント

ぎっくり腰を予防するためには、普段の身体の使い方にも気をつける必要があります。
簡単に意識できる3つのポイントは以下の通りです。
ここでは、ぎっくり腰を予防する身体の使い方のポイントについて解説します。
ひざを伸ばしすぎない

ぎっくり腰を予防するためには、ひざを伸ばしすぎないことが重要です。
ひざを伸ばしすぎると関節のクッション機能が低下し、腰にかかる負担が増加します。
電車で立つ場合などは、少しだけひざを曲げるよう意識しましょう。
足の指と足首を意識する

ぎっくり腰を予防するためには、普段から足の指と足首を意識することが重要です。
足の指と足首には、地面からの衝撃を吸収する役割があるためです。
足の指と足首が硬くなると、ぎっくり腰の発症リスクが高くなります。
足の指を意識する簡単な方法が、5本指ソックスです。
湯船で30秒ほど正座する習慣をつけると、足首の柔軟性を高める効果が期待できます。
背中側の筋肉を意識する
背中側の筋肉を意識することも、ぎっくり腰のリスクを下げる結果につながります。
たとえば、床から荷物を持ち上げる際に、腕の筋肉だけに頼りすぎないようにしましょう。
自分が少し後ろに倒れるイメージで荷物を持ち上げると、背筋をうまく使えるようになります。
日常の習慣を見直して冬のぎっくり腰を予防しましょう
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冬のぎっくり腰の多くは病気ではなく、日常の習慣の積み重ねが原因で起こります。
偏った身体の使い方や乱れた生活習慣を続けている方は特に注意が必要です。
今回ご紹介したポイントを参考に、ぎっくり腰の予防に取り組んでください。


